研究会
1DCAEに関する研究会、設計研究会、1DCAE部会の活動状況を紹介します。
1DCAE部会
本研究会は設計研究会の部会として、2019年3月より1DCAEに特化した活動としてスタートしました。3か月に一回、1DCAE全般に関する情報交換、事例紹介、1DCAEに関する悩み事等の共有と解決、1DCAEに関する最新情報の提供等を目的に行っています。参加資格は特に問いません。1DCAEを業務・研究に活かしたいと考えている方はどなたでも参加いただけます。(参加費なし)メンバ登録制となっていますので、参加希望の方はこちらに連絡ください。
設計研究会
設計研究会は、下記の背景、目的の元、2002年6月に日本機械学会設計工学・システム部門の研究会として発足し、現在に至っています。
近年、モノづくり分野での世界的競争が激化しており、設計研究は機械工学の大きな柱の一つとして期待されている。その背景には、顧客主導化による製品の多機能/高品質化、低コスト化/短納期化への要求があり、新設計パラダイムの創生が不可欠である。また、IT利用型の設計インフラの普及が進んでおり、設計環境技術は大きなビジネスチャンスとして継続発展が期待できる。このように設計を取り巻く環境の劇的変化の一方で、設計問題に携わる3者(製造業・大学・ベンダ)の協調は、これまで部分的活動に限定されていた。
本研究会は上記点に鑑み、ユーザ(製造業)、研究者(大学)、ツール開発者(ベンダ)の三位一体の構成を特徴とし、異業種交流を通じた多様な議論・発想から普遍的なモノづくりの全体最適化手法の枠組み、日本型設計のあるべき姿の研究・ロードマップ作成を目的に活動するものである。本研究会では海外の先端的な設計研究機関との人的・技術的な国際交流も図り、日本型設計環境(フレームワーク)の構築を目指すコンソーシアムへと将来的に発展させる計画である。