プロフィール

1DCAEの啓蒙教育活動、研究開発、本ホームページの運用に携わっている方々を紹介します。

1DCAEのホームページの運営に関わっている皆さん

大富 浩一 大学では機械工学科で機械力学の研究室にいました 卒論は粘弾性体(ゴム)の振動特性を理論と実験で、修論、博論では自励振動に関する主に理論的な研究を行いました 大学卒業後は大手総合電機メーカに入社、交通関係が希望でしたが何故か配属されたのは本社研究所の機械系のラボでした 入社後10年は原子力、特に、新型炉の研究開発に従事しました この間、国内(福島)、国外(ドイツ、スエーデン)の原発に入る機会も得ました その後、飛び飛びで10年くらい宇宙関係の研究開発に従事しました NASAヒューストンでの飛行機を使った無重力実験、NASAエームズ研究所の皆さんとの国際宇宙ステーションに関する機器の開発は大変勉強になりました その後は、医療機器、家電機器、省力機器などの研究開発に従事しました これらと並行して設計に関する研究を1990年から始めました CAE、CAD、VRに始まり、設計手法の開発を行い、種々の製品にも適用しました 退職後は大学に拠点を移し、設計に関する研究開発を4年ほど行い、その後大学も退職、現在は個人事業主として大学、企業、学会とも連携しながら設計に関する研究、開発、教育、コンサルを行っています

福江 高志 2012年富山県立大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学) 2022年より金沢工業大学准教授、現在に至る 専門は流体工学、伝熱工学で、特に強制対流熱伝達 高専生時代から一貫して熱流体設計やCAEによる設計支援に関する研究に取り組む 特に、熱流体抵抗網法を用いたファン空冷電子機器の高速熱設計技術の構築と、そのための機能モデリングの研究を大学院時代から推進 これが縁で2016年より1DCAEに携わる 現在は自然界に見られる流れ現象の本質の理解をヒントにした、バイオミメティクスの研究にも注力 2014年ASME Reviewer of the Year Award、2021年日本画像学会コニカミノルタ科学技術振興財団研究奨励賞など受賞 (一社)電子情報技術産業協会サーマルマネジメント標準化グループ主査 日本工学教育協会教育士(工学・技術)

平野 豊 1984年京都大学大学院工学研究科修士課程修了(電気・制御工学専攻) 同年トヨタ自動車株式会社入社 シャシー設計、車両運動制御、ハイブリッド車の制御、ロボットの運動制御、 自動経路計画、画像認識、人工知能、人間特性研究、車両全体の物理モデリング、将来電動車のモデルベース開発、ロボット・社会システム関連新事業企画などに従事 2020年4月よりTRI-AD(Toyota Research Institute Advanced Delopment, Inc.)にて、自動運転車、スマートシティーのモデルベース開発に従事 1997年東京農工大学大学院工学研究科博士後期課程修了(工学博士) 1995年以降、欧州のModelica開発元、Modelica Associationとの関わりを深め、日本機械学会、自動車技術会などでの活動を通じて、日本におけるModelica, FMI(Functional Mockup Interface)の普及にも尽力 2015年自動車技術会より浅原賞技術功労賞受賞 自動車技術会,計測自動制御学会、日本機械学会の各会員

山崎 美稀 1996 年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了、(株)日立製作所入社、現在に至る この間、 2003年 イギリスCEDCセンター客員研究員 2010年、東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士 入社以来、ガスタービン、大型計算機、MRI、電動モータ、自動車用電子部品、電力機器用遮断器、変圧器、鉄道車両の電子部品、風車O&Mの製品に関わる研究開発に携わり、 4力学に関係する最適設計技術、樹脂モールドをはじめとする複合材料を用いた設計技術,マルチスケールによる異材界面構造の界面制御設計技術などを専門分野とする 2012年日本機械学会 設計工学・システム部門貢献表彰受賞、2014年日本機械学会賞(論文)受賞、2015年日本機械学会設計工学・システム部門フロンティア業績表受賞、2018年日本機械学会フェロー認定

井上 全人 2005年慶應義塾大学大学院理工学研究科総合デザイン工学専攻後期博士課程修了、博士(工学) 慶應義塾大学助手、電気通信大学助手・助教を経て、2021年より明治大学教授(設計システム研究室主宰)専門は設計工学で、設計上流過程での設計方法論、ユーザの感性価値を抽出する 評価グリッド法システムの開発、ユニバーサルデザイン、不確実環境下におけるロバスト設計、リユース・リマニュファクチャリング・アップグレードを含むエコデザイン等に関する研究に従事 特に概念設計での設計者の意思決定支援システムの開発において、1DCAEの考え方に共鳴 

岩田 宜之 1973年生まれ、神奈川県茅ケ崎市出身 1998年東芝テック株式会社入社 2006年クリーナ騒音に対して行った音のデザイン技術開発をきっかけに1DCAEへ傾倒する 以降、低騒音化だけでなく多段サイクロンからターボファンの設計開発まで1DCAEの適用範囲を広げる 2016年からは東芝インフラシステムズ株式会社 インフラシステム技術開発開発センターにて、産業用大型電動機、エレベータ、車載モータ、列車用空調装置などの研究・開発に従事 1DCAEを実際の設計や製品開発に活用する方法の研究・開発に注力している 2004年電機工業技術功績者表彰 2008年DIMEトレンド大賞部門賞 2011年日本機械学会賞(技術)受賞